創業1年のスタートアップ企業が24億円資金調達できた理由

こんにちは。
イードア広報担当です。

 

日本発の注目スタートアップ企業が、IoTのオープンプラットフォームビジネス領域で、満を持して世界に打って出ようとしています。

 

 【創業1年のスタートアップ企業が24億円資金調達できた理由】

2016年5月11日、IoT向けのモバイルデータ通信プラットフォームを提供するソラコムはWorld Innovation Lab(WiL)、Infinity Venture Partners(IVP)などを引受先として第三者割当増資を実施、シリーズBで総額24億円の資金を調達したと発表しました。

同社の創業は2015年3月、2016年4月末で利用事業者数は2000件以上、パートナー企業も150社と、信じられないスピードで成長拡大を続けています。

 

同社のサービス「SORACOM Air」は、MVNO(仮想移動体通信事業者)としてIoTデバイスに使うデータ通信SIMを格安で提供、さらにユーザーが通信に関する各種設定をWeb上で自由に管理可能なシステムを独自開発したもので、Amazon Web Services (以下、AWS)のクラウド上に実装されています。

従来のMVNO事業者は、まず交換機を購入しサービスを提供することが一般的であり、多額の初期投資をもってしても、限定的なメーカー・機種を使用せざるを得ず、画一的な価格やサービスしか実現できませんでした。

これに対し、ソラコムではMVNOのシステムを独自開発したことによる大幅なコスト削減と、自社開発による多様なサービス展開を可能にした点で革新を起こしました。

 

また、AWS上でAPIを公開したことで、パートナー企業は全てのSIMを、Web上で自由に操作することができます。自社製品・サービスに合わせ、柔軟なカスタマイズが可能になったことで、近年注目されつつあるIoT事業への参入が容易になり、製品が劇的に増加していく可能性があります。

 

今回の調達資金は、主にスピーディーな海外展開のために使われるようです。

日本のIoT市場規模は海外の10分の1ともいわれ、より大きな市場を獲るために海外に出ることは必須です。国ごとのキャリアとの交渉や、サービスが模倣される可能性も考慮すると、急ピッチでの世界展開が重要となってきます。

 

同時に、ハイレベルなミッションを達成するために、優秀な人材の確保は不可欠です。一般的に創業間もないスタートアップでは給与水準は低いことが多いですが、同社には「シニアレベルのスーパーエンジニア」が揃い、良い額を支払うために調達した資金が使われるそうです。

 


「ギリギリまで隠しておいて、一気に公開するのがカルチャー」と語る代表の玉川氏。今後も私たちの期待を超える驚きのニュースを提供してくれそうです。

 

 

 

※参考

http://thebridge.jp/2016/05/soracom-raised-2400m-yen

http://ascii.jp/elem/000/001/160/1160752/

https://codezine.jp/article/detail/9000