スタートアップ企業において、事業推進のための「資金調達」は多くの起業家が悩むことです。

実績や担保がない状態では、会社の信用力が低いことから銀行融資を受けるのが困難といわれております。
そんな中、他社のスタートアップ企業はどのようにして資金調達をしているのでしょうか?

今回は資金調達の方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
是非ご一読いただき、今後の企業成長戦略の参考にしていただければ幸いです。

■目次■
# 01 資金調達の手法
# 02 各手法のメリット、デメリット
# 03 資金調達の準備について
# 04 資金調達の成功事例

#01 資金調達の手法

資金調達の手法には大きく5つあります。

1.  アセット・ファイナンス
土地や不動産、売掛債権などのキャッシュフローを担保として資金調達を方法です。
スタートアップでは資本がない状態が多いので、あまり利用されることはありません。

2. デット・ファイナンス
金融機関や投資家からお金を借り入れ、負債によって資金調達をする方法です。
資金調達の手法の中で、最も利用されている手法です。

3. エクイティ・ファイナンス
企業が株式を発行することで資金調達を行う方法です。
株式の発行においては、下記3つの方法があります。
・株主割当増資        ‥既存株主の持株比率に応じて新株を発行
・第三者割当増資       ‥既存株主以外の第三者に新株を発行
・転換社債型新株予約権付社債 ‥社債を事前に決められた転換価額で株式に転換

4. 補助金・助成金
返済不要の公的機関が提供する補助金や助成金を活用する方法です。
受給するためのハードルは高いものの、返済不要な点はスタートアップにとって非常に魅力的でしょう。

5. クラウドファンディング
補助金同様返済は不要ですが、支援者に対して返礼品を用意する必要があります。
自社のサービスや地域の食材など返礼品は様々あり、コストを抑えた資金調達が可能です。

 

#02 各手法のメリット、デメリット

資金調達には様々な手法がありますが、
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自社に適した方法を選択していきましょう。

1. アセット・ファイナンス
【メリット】
不動産、自動車、有価証券など有形商材や、知的財産権、売掛債権など
無形商材を売却することで資金を調達するため、財務改善・経営効果の向上に繋がります。

【デメリット】
流動化することが可能な資産を保有していなければ活用できない方法です。
また企業の資産が減少するのも場合によってはデメリットになります。

2. デット・ファイナンス
【メリット】
資金調達先の選択肢が多いことや、利息の支払いにおいて
税務上の損金となることから節税効果もあります。

【デメリット】
返済義務があるため、負担が大きくなると企業の信用力が低下し、
今後金融機関からの借り入れができなくなることもあります。

3. エクイティ・ファイナンス
【メリット】
返済不要の資金調達のため、企業リスクが少ない点がメリットといえます。
また、得た資金を自己資本に計上することも可能であり金融期間からの評価があがり、
デッド・ファイナンスができる可能性があがります。

【デメリット】
株式所有比率に応じて、株主総会での議決権が付与されます。
そのため、経営者が望む形での事業展開ができなくなる恐れもあります。
また、持ち株数が増えることで株主に経営権が渡り、会社を買収されてしまう可能性もあります。

4. 補助金・助成金
【メリット】
返済不要の資金調達のため、企業リスクが少ない点がメリットといえます。

【デメリット】
申請要件のハードルが高い他、受け取りまでに数ヶ月要することもあり
資金調達が急務の企業にとってはデメリットになります。
また、受給後も用途に沿って利用したことを細かく報告する義務が発生するため、
管理の手間がかかります。

5. クラウドファンディング
【メリット】
出資者への返礼品を自身で設定できるため、低コストで調達することが可能です。
また事業内容を公開することにより、賛同者を募ることができるので、
社会でニーズがあるサービス・商品なのか判断することも可能です。

【デメリット】
アイデアを公にするため、事業をマネされるケースがあります。
また事業計画も公開しなければいけないためリスクが大きいともいえます。

 

#03 資金調達の準備について

資金調達は事前準備が肝になります。
必ずしもいずれかの方法で資金調達ができる確約はないので、
必要性を感じる前に綿密な事業計画を作成して早めの行動を心がけましょう。

1. 資金の用途を明確にする
現状の資産や経営状況からいつ・どれくらいの金額を・何のために使うのか計画しておきましょう。
計画しておくことで、余裕を持って資金調達の準備に取り掛かることが可能です。

2. 具体的な事業計画書を作成する
外部からの出資を受ける場合、基本的には事業計画を問われます。
具体的かつ実現性のある事業計画であれば、可能性を感じて出資されるため非常に重要な準備となります。

 

#04 資金調達の成功事例

一度は資金調達に苦戦した企業が、資金調達を成功に導いた要因についてご紹介いたします。

【新規事業の想いを共感できる企業とのマッチングにより資金調達に成功した企業様】
同社では人材ビジネスを軸に事業を行っておりましたが、
新規事業を行うにあたりシステムを構築するため初めて資金調達の必要性がでてきました。

ベンチャーキャピタル等の紹介を受けておりましたが、
商談をする中で事業への共感や一緒に事業成長をさせていくパートナーとして
同じ熱量で取り組めない状況に課題を感じておりました。

そこで、弊社クライアント経営者のバックグラウンドや作り上げていきたい社会像、
事業状況から可能性のありそうな先をご紹介し、両社ともに意気投合し資金調達を実施いたしました。

 

少人数で事業運営しながら資金調達の準備を行うのは負担が大きいものです。
資金調達経験のあるコンサルティング会社に任せることで、
経営者はビジネスにかける時間を増やしビジネス自体の成功確率も上げることが可能になります。

またコンサルティング会社に相談することで、多方面で経営支援が得られる場合も多いので、
多少費用がかかっても相談したほうが効率的な事業成長を行えるでしょう。

弊社では、これまで、スタートアップ企業様や中小企業様の資金調達において
事業計画の作成及びアドバイザリーから、
調達先との引合せ・クロージングまでのご支援を行っております。

資金調達をご検討されている企業様はお気軽にご相談くださいませ。

【お問合せ先】

担当 大崎 麻里
◆電話番号  03-5414-3313
◆E-Mail   info@edoa.co.jp