米国では投資信託の購入窓口の4割が「IFA」を選択している中、
日本ではまだIFAという言葉を耳にしたことがない方も多いのではないでしょうか?

資産形成のニーズが高まる現在、証券会社では提供できる金融商品が限られており、
ユーザーに合わせた資産運用やアドバイスを求める人が増えてきております。

2004年に証券取引法が改正されたことにより大手証券会社を中心にIFA事業へ参入しており、
また、従来の証券営業スタイルに不信感を抱く金融従事者がIFA事業会社を設立しております。

今回は、現在新規参入が増えつつある業態の一つ「IFA」についてご紹介いたします。

是非ご一読いただき、新規事業の参考にしていただければ幸いです。

■目次■
# 01  IFAとは
# 02 日本でIFA企業が生まれているワケ
# 03 IFA事業のメリットとは
# 04 IFA事業者のリアルな声
# 05 さいごに

#01 IFAとは

IFA(Independent Financial Advisorの略)は、
独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家です。
特定の金融機関に属していないために、顧客の状態やニーズに合わせて
適切な金融商品や運用のご提案が可能となっております。

金融先進国である米国・英国では、医師や弁護士と並ぶ地位を確立しており、
人生をサポートする専門家として認められております。

#02 日本でIFA企業が生まれているワケ

日本では2004年からIFAが登場しましたが、
ここ数年で IFA 法人を含む金融商品仲介業者の登録外務員数(法人所属)は増加傾向にあり、
2020年 12 月末現在で約 4,200 名となっています。

増加の背景には市場ニーズの変化があり、老後2000万円問題や年金問題なども踏まえ、
貯蓄から投資への志向に変化していることがあげられます。
その中で、幅広く金融商品を取り扱っているIFAへの依頼が増えてきております。

IFAの地位を確立している米国でも、IFAのニーズが広まったきっかけの一つは金融危機を経て、
大手金融機関というブランドに限定せず、実質的に良いサービスを受けられる先としてIFAが選択されるようになりました。

#03 IFA事業のメリットとは

では、独立して中立的な立場で金融アドバイザリーを行うメリットについてお伝えいたします。

1.  市場ニーズの拡大
前述の通り、現在顧客からのIFAニーズが増加傾向にあります。
また金融従事者も、顧客と向き合う中でご提案できるサービスに縛りがあることがネックとなり、
IFAへ転身する方が増えてきております。

2. 中立的な立場で資産形成のアドバイザリーができる
自社商品を取り扱わない分、販売のしがらみがなく顧客にとって必要な金融サービスのみを提供できます。

3. 顧客との長期的な関係構築
金融機関従事者は数年に一度転勤があることから、
ライフプランナーとして長期的なお付き合いを求めている顧客のニーズに応えることが難しい環境ですが、
IFAの場合一度お付き合いした顧客とは長期に渡る接点が可能となり、
満足度によっては親族関係者全員のライフプランの支援まで深く関係構築することもできます。
そのため、顧客基盤の構築もしやすい環境にあります。

#04 IFA事業者のリアルな声

では、実際に証券会社からIFAに転身した方やIFAとして起業した方々のリアルな声を紹介していきたいと思います。

「お客さまに近いところでビジネスをしたい」
お客さまのためだけを考えて、仕事ができるIFAに魅力を感じて転身された株式会社W&P 三枝様。
大手証券会社では経験年数が長くなると顧客向き合いではなく、
社内のバックアップとして任務することが多くなります。
そのため、自らのサポートでお客さまと伴走したい金融営業マンにとっては
IFAが適切な環境になるのではないでしょうか?

三枝様の見解では、IFAは良い意味で自由である反面、
倫理観が個々に委ねられているのが現状であり、自分の生活のためにビジネスを行ってしまうと
お客さまの利益と相反するサービスを提供してしまうことが業界の課題だと思うとのこと。
「自由」をいかに良い意味で活用できるかが鍵であり、IFAは認知拡大できることにより、
米国のように金融サービスの一つとして当たり前に活用される時代がくることでしょう。

参照:「目指すは真のお客様起点、アドバイザーを支える環境をつくる
https://focus-ifa.com/contents/interview/1320/

「より上質なコンサルティングを目指しIFA業界へ」
証券会社に不満がなかったものの早期にIFAへ転身した株式会社ウェルス・パートナー木村様。
IFAに従事している方の提案内容を伺った際に、金融商品だけではなく、
不動産や税金対策など総合的に知識を持ってコンサルティングをしていて、圧倒的な知識量に衝撃を受けたとのこと。

お客さまの課題、ニーズは株だけで解決できるとは限られておらず、不動産や節税、
事業継承など総合的な知識があってこそ、お客様の問題を理解して真のコンサルティングができるということに気付きました。

参照:「より上質なコンサルティングを目指しIFA業界へ
https://focus-ifa.com/contents/interview/189/

「注目のIFA、それを支援する会社として」
IFA事業者や資産運用会社、証券会社、地域銀行等、それぞれが自分たちの得意分野に集中できるような
裏側のサポートをしていくことを目指す株式会社日本資産運用基盤グループ 大原様。
同社がIFAに注目する理由は大きく2つある。

1つ目は、従来型リテールビジネスが転換期にあり、
お客さまとの関係に基づく資産運用アドバイスの提供が、今後はより重要になると想定すること。
2つ目は、IFA事業モデルの事業効率性の良さや顧客本位の業務運営に優位な立ち位置があるためである。

一方でIFAの良さを最大限に活かしきれていない状態があると考え、
同社はIFA事業者をサポートする立場として活動していきたいとのこと。

参照:「将来を見据えたIFAの課題と解決策
https://focus-ifa.com/contents/interview/198/

#05 さいごに

弊社では、法人向けにIFA事業の立ち上げ、
IFA事業の成長戦略を実現するための幅広いコンサルティングを提供しております。

経営・事業戦略といった上流工程から、組織人事コンサルティング、
人材獲得支援(人材紹介、ヘッドハンティングなど)とIFAに纏わる企業目標の達成まで
伴走型で支援しておりますので、「IFA」にご興味お持ちの企業様はお気軽にご相談いただけますと幸いでございます。


【お問合せ先】

担当 大崎 麻里
◆電話番号  03-5414-3313
◆E-Mail   info_IFA@edoa.co.jp