
~地域企業の実例を基に、高校生が実践的にDXを学ぶプログラムを提供~
この度、弊社は新潟県立新潟工業高等学校において、地域企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実例を活用したワークショップ型のDX教材を開発し、実践的な学びを提供する「実践型DX入門授業」を実施しました。本プログラムは、新潟県が推進する 「DXハイスクール」 の一環として採択されており、高校生が身近な事例を通してDXの本質を理解し、デジタル技術がもたらす変革の意義を実感できる内容となっています。
開催概要
■開催日:
2025年1月29日(水)
■開催場所:
新潟県立新潟工業高等学校
講座内容
本授業では、DXを「単なるデジタル化」ではなく「業務やビジネスモデルを変革するもの」として理解することを目的に、以下の2つのパートで構成しました。
①DXってなに?(基礎講座)
DXの基本概念について、単なるIT化やデジタル化とDXの違いを具体的な事例を交えて説明しました。また、DXが求められる背景として、社会やビジネス環境の変化、企業が直面する課題、そしてデジタル技術が解決できる可能性について触れ、DXが単なるトレンドではなく、未来のビジネスに不可欠な要素であることを伝えました。
②ワークを通して学ぶDX 〜地域企業の事例から〜 小売業編@金津屋
本セッションでは、新潟県内でDXを積極的に推進する地域企業である株式会社金津屋の事例を教材として活用。新潟県DX推進プラットフォーム(NDXP)と連携し、同社が取り組んだ業務改善のDX事例を「DX導入前」と「DX導入後」に分け、クイズ形式で高校生に考えてもらうワークを実施しました。本ワークを通じて、高校生たちはDXが 「自分たちの身近な社会にも影響を与えるもの」 であることを実感し、自らの将来のキャリアや地域の発展と結びつけて考えるきっかけとなりました。
今後の展開
本授業を通じ、地域に根ざしたDX教材の有用性が明らかになりました。今後は、新潟県内の他の高等学校にも展開し、より多くの高校生がDXを「自分ごと」として捉えられるような学習プログラムを提供を目指して参ります。また、地域間連携をさらに強化し、実際のビジネス現場でのDX事例を取り入れながら、より実践的な教育の場を創出していけるよう邁進して参ります。
運営
株式会社イードア
協力
株式会社金津屋
以下、参考
「地域×イノベーション」を基軸としたコンサルティング事例
オープンイノベーション、DXなどをキーワードに新潟県内の企業や行政をとおした地域イノベーション促進のための活動を実施しています。
➢木山産業株式会社と業務提携契約を締結し、新潟県最大級イノベーション施設NINNOの開発
NINNOホームページ:https://ninno-plaka.com/
Forbes JAPAN記事:https://forbesjapan.com/articles/detail/60997
➢NINNO NAGAOKAオープンについて
https://ninno-plaka.com/topics/news/733/
➢NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)について
NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)とは2022年6月に発足した、新潟県内ならびに県外の産官学金が連携し新潟県内のDXを促進するためのプラットフォームです。
「地域の成功事例づくり」「繋がる仕組みづくり」「人づくり」の3つの柱を軸として、県内企業のデジタル技術を活用した業務・ビジネスモデルの変革を支援し、付加価値向上・競争力向上につなげることを目指し活動。
22年度のプログラムでは、県内企業の“熱量のある”DX活動の好例として公的文書である中小企業白書に掲載されました。23年度は、新潟県内食品企業に特化したDX支援を行い、モデル事例企業を6社創出いたしました。
(引用)『中小企業白書・小規模企業白書』「新潟県DX推進プラットフォーム」(第2部 第3章Ⅱ-309ページ)
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap3_web.pdf
➢新潟県ガバメントピッチの開催
https://www.ninno-fest.com/
➢新潟県IT企業誘致アンバサダー就任(新潟県)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000104169.html
➢新潟版未踏的人材育成事業「ETSUZAN」の運営
https://www.edoa.co.jp/news/42
本リリースのお問合せ先
株式会社イードア 新潟支社
■電話番号:03-5561-6255
■E-Mail:n-info@edoa.co.jp
各種サービスの
お問い合わせはこちら

