この度、弊社ならびに株式会社ブリッジにいがたはNDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)と連携し、「新潟県X-DXオープンイノベーションピッチイベント」を2024年10月8日(火)に開催しました。
「X-DXオープンイノベーションピッチイベント」とは
背景
新潟県が主催する「令和6年度DXモデル企業創出支援」事業では、X(トランスフォーメーション)に重きをおいたDX先行モデル企業6社の創出並びに、DX認定制度の取得及びそれらの企業が実態としての企業価値向上を行う為の支援活動を実施しています。中小企業がDXを進める際に、デジタライゼーションから、DXを狙うステップを抜本的に見直し、DX戦略の構築からDXの一歩目を進められるように開発されたプログラムです。
①X(トランスフォーメーション)の視点から考えるDX戦略構築プログラムの実施 |
目的
本イベントは、上記①で策定されたDX戦略のピッチ並びに、③の委員会型伴走支援時に外部専門家に資するIT事業者との出会いの場を創出するX-DXオープンイノベーションイベントピッチです。イベントは、10月8日(火)に新潟県最大級のイノベーション施設「NINNO」にて実施されました。
特徴
「地域にいながらにして首都圏さながらのITツールソーシング体験」
地域のDX推進において、デジタル企業との出会いは地元の企業との出会いか、首都圏のデジタル企業との接点はWEB上でのサービス導入に限られてしまうなど、顔が見えずに進められてしまう傾向にあるため、実態的なコミュニケーションがおいていかれて行ってしまう状況にありました。本イベントでは、普段オンラインのみでしか地域に展開をしていないデジタル事業者様と対面で交流する場を新潟の地域でできる状態をつくりあげることで、一層のITツール導入における実態的成果を目指す取り組みであることが特徴です。
イベント当日の様子
X-DX pitch
X-DX pichでは、上記①のプログラムにて策定されたDX戦略をピッチいただき、その後独立行政法人情報処理推進機構よりご講評をいただきました。尚、プレゼンいただいた資料については、DX認定制度取得の際に活用できるよう後日、NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)のWEBページに掲載予定です。
参加企業 | 登壇者 | DXビジョン |
株式会社ことりや | 代表取締役社長 | 小さなDXの先の大きなDX化へ。 |
株式会社栗田工務店 | 代表取締役社長 | 経営課題、業務課題に立ち向かい自己変革を続ける組織となる。 |
株式会社スリーピークス技研 | 代表取締役社長 | 営業・製造・組織のトランスフォーメーションを推進するためのデジタル技術の活用について。 |
株式会社バイオテックジャパン | 代表取締役社長 | DX化による経営理念の実現。 |
水島鉄工株式会社 | 代表取締役社長 | 百年絡んだ糸をほぐしてシンプル工場へ誰もがいつまでも居られる場所づくり~重労働との決別~ |
株式会社ウスタ | 代表取締役社長 | 人に寄り添うDX。人が先に立つ、人と人が先にある。 |
講評:独立行政法人情報処理推進機構
独立行政法人情報処理推進機構より、X-DX pichにて登壇された企業のDX戦略について、各社毎にDX認定制度の観点から、ご講評を頂戴しました。
Partner pitch
Partner pitchでは、委員会型伴走支援の際に外部専門家候補となる事業者よりピッチをいただきました。
【登壇企業(委員会型伴走支援候補となる事業者】(順不同)
株式会社kubell/株式会社語れ。/株式会社あしたのチーム/新潟県工業技術総合研究所/株式会社Academix/株式会社CONOC/ウイングアーク1st株式会社/株式会社 新潟人工知能研究所/株式会社Brizzy/株式会社THNKアドバイザリー/株式会社EIGHTS/合同会社RJ‘s リサーチ・アンド・アドバイザリー
Matching Time
Matching Timeでは、X-DX pitch並びにPartner pitchにて登壇された企業・事業者にて、気になる事業者を投票いただき、マッチングした企業間にて20分間×3回の面談会を実施しました。
今後のプログラムの流れ
委員会型伴走支援
DXモデル企業6社の各社内に委員会を設立し外部の専門家を含めた支援を11月~1月末にかけて実施して参ります。委員会型伴走支援の特徴は以下の通りです。
特徴① フラットな相談体制 |
本委員会を通し、DX推進の実行計画書の策定(ないしは、プロトタイプの開発)を目指して参ります。
成果報告会
委員会型伴走支援終了後、本事業の成果についての発表を2025年2月に実施予定です。
補足情報
本事業のプログラム概要について
新潟県のDXモデル企業創出に向けて、本事業は以下4つのプログラムを構成し活動しています。
プログラム名 | 実施期間 | 概要 |
DX戦略構築プログラム | 2024年8月7日~10月8日 | 4回の講座とワークショップ及び個別面談にてDX推進戦略の策定を目指すプログラム。 |
X-DX オープンイノベーションイベント | 2024年10月8日 | DX推進戦略の策定を基に、参加企業経営者からのDX戦略を発表。その後、委員会型伴走時のDXアドバイザー支援に資するであろうSU、IT企業との出会いを創出するイベント。 |
委員会型伴走支援 | 2024年11月1日~2025年1月20日頃 | 参加企業の課題に合わせた委員会型伴走支援を実施。委員会型伴走支援では、参加企業様、IT企業様(座長・アドバイザー)にて計4回実施し、実装計画書(ないしはプロトタイプ)の策定を目指すプログラム。 |
成果報告会 | 2025年2月21日(予定) | 本事業の成果を発表。 |
NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)について
NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)とは2022年6月に発足した、新潟県内ならびに県外の産官学金が連携し新潟県内のDXを促進するためのプラットフォームです。
「地域の成功事例づくり」「繋がる仕組みづくり」「人づくり」の3つの柱を軸として、県内企業のデジタル技術を活用した業務・ビジネスモデルの変革を支援し、付加価値向上・競争力向上につなげることを目指し活動。
22年度のプログラムでは、県内企業の“熱量のある”DX活動の好例として公的文書である中小企業白書に掲載されました。23年度は、新潟県内食品企業に特化したDX支援を行い、モデル事例企業を6社創出いたしました。
NINNOについて
NINNO/ニーノは新潟県最大級のイノベーション施設です。ここは、スタートアップ・ベンチャー企業、地域企業、行政、 教育機関・研究機関が集まり、イノベーションを共創する場です。
テクノロジー・ビジネス・地域など、それぞれのプロフェッショナルが 集うことでヒト・モノ・カネの循環が生まれ、イノベーションの経済圏が 創出されます。新潟にイノベーションのエコシステムを創出していく。 そのためのプラットフォームがNINNOです。
主催
新潟県
運営
株式会社イードア
副統括:株式会社ブリッジにいがた
委員会統括:株式会社BSNアイネット
協力
NINNO/木山産業株式会社
NDXP(新潟県DX推進プラットフォーム)
後援
独立行政法人情報処理推進機構
新潟県DX推進ラボ
協力支援機関(順不同)
株式会社第四北越銀行
株式会社大光銀行
株式会社日本政策金融公庫
三条信用金庫
にいがた産業創造機構
イベント協力(順不同)
映像オペレーション/クリエイティブ:株式会社ソルメディエージ
会場LEDディスプレイ/ディスプレイ演出:株式会社ハーヴィッド
会場装飾:株式会社けんと放送
イベントスマホペンライト演出:株式会社YEAAH
モデル企業ピッチ指導:株式会社トークパス
以下、参考
「地域×イノベーション」を基軸としたコンサルティング事例
オープンイノベーション、DXなどをキーワードに新潟県内の企業や行政をとおした地域イノベーション促進のための活動を実施しています。
➢木山産業株式会社と業務提携契約を締結し、新潟県最大級イノベーション施設NINNOの開発
NINNOホームページ:https://ninno-plaka.com/
Forbes JAPAN記事:https://forbesjapan.com/articles/detail/60997
➢NINNO NAGAOKAオープンについて
https://ninno-plaka.com/topics/news/733/
➢新潟県DX推進プラットフォーム/NDXPの立ち上げ(R4経産省地域DX活動支援事業)
NDXPホームページ:https://ndxp.jp/
PR TIMESプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000104169.html
➢新潟県ガバメントピッチの開催
https://www.ninno-fest.com/
➢新潟県IT企業誘致アンバサダー就任(新潟県)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000104169.html
➢新潟版未踏的人材育成事業「ETSUZAN」の運営
https://www.edoa.co.jp/news/42
本リリースのお問合せ先
株式会社イードア 新潟支社
■電話番号:03-5561-6255
■E-Mail:n-info@edoa.co.jp